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のえみんち。

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映画 ボルベール

ボルベール〈帰郷〉

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スペイン男による女性賛歌映画
女は強し!女は美し!

人生に重い荷物や秘密をかかえつつ、家族を愛しながら、男にたよることなく雄々しく生き抜く女性たち。

これが「いいなあ~」と思うなんて、私もオトナになったものよ、と思ってしまうような、まさに「味わう」映画。人生を味わうように。子どもにゃワカリマセン。

2006年のスペイン映画。ペドロ・アルモドバル監督によるタンゴの名曲「Volver」(カルロス・ガルデル)を題材にした血の繋がった三世代の女性による人間ドラマである。舞台となるラ・マンチャはアルモドバル監督の故郷でもある。第59回カンヌ国際映画祭では主演のペネロペ・クルスを含む出演した女優5人に対して女優賞が贈られた。また、脚本賞も受賞している。第79回アカデミー賞の外国語映画賞スペイン代表でもある。第21回ゴヤ賞において作品賞、監督賞、主演女優賞など5部門で受賞した。(ウィキペディアより)

主人公、ライムンダは夫と14歳の娘を持つ、勝気な女性。もう働く働く!
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火事で死んだと思っていた母が、「幽霊」となって現れる。
ベッドの下で隠れているが、ライムンダの言葉で、ついつい笑いが出てしまうシーンが、たまらなくいいんです。

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娘への愛情と、家族の幸せだったときの記憶がよみがえる、胸をうつ表情!
こんな表情ができるなんて、この女優さんは、日本でいうと桃井かおりレベルかな?

主人公のぺネロぺ・クルスの美しさと、スペインの色彩もとても魅力的。
脇をかためる女優たちも、個性といい、存在感といい、とても魅力的。
  ・大事件を起こしたのにけっこう冷静な娘
   (「こういうことやったんだけど、で、母さんどうする?」みたいな丸投げな態度がすごい(笑))
  ・坊主頭の女性
  ・「共犯」をためらわない、もののわかった親友。
  ・「幽霊」となった母

そして、忘れてはならないのが、タンゴの「VOLVER」の歌!

けして上手ではないのだが、ぺネロぺ・クルスが美しく歌い上げている。
その表情にほれぼれ。家族をつなぎとめる歌。

よく考えると、かーなりエグい要素がたくさんある映画ですが、愛にあふれ、見終わったあとには、陽だまりで猫をなでるようなあたたかい満足感につつまれることができます。なぜか。

またひとつ、大好きな映画ができました。
星いつつ!★★★★★


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コメント


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私はアルモドバルの映画から遠ざかって久しいのだけど…もう10年くらい見てないかなぁ。彼の映画はそのころからわりといつもエグかったです(笑)いやたぶん今よりエグかったろうと思う。
そして女が強く美しかった。

かつ、すてきな歌が流れていた。(ときに、演歌調のスペイン歌謡)

いつの間にかスペイン映画の巨匠みたいな呼ばれ方になってるみたいだけど、今も持ち味は変わってないんだね~。

みつせ | URL | 2008-11-21(Fri)00:50 [編集]


へえ~!さすがみつせさん!詳しいねえ~!!

監督の持ち味ってのは変わらないものなんだねえ。見なくなったというのは、お見限りの理由がなにかあったの??

いまからアルモドバルの映画をいっぱい見ようと思っとるんだけど。v-265

のえみ | URL | 2008-11-21(Fri)22:38 [編集]