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のえみんち。

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映画 またの日の知華

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壮絶!哀しい女の一生なのに、ある意味、この作者は女性賛歌をうたっているように思われるのはなぜだろう…


あらすじ:激動の70年代を背景に、ヒロイン知華と4人の男とたちとの愛を描いた物語。ドキュメンタリー映画の鬼才・原一男が、4人の女優がひとりのヒロインを演じるという試みに挑戦する。(GOO映画より)

まず4人の女優がひとりの「知華」という女性を演じる、というのがとても独特でした。上村一夫の劇画を彷彿とさせるような「70年代」の時代感、抒情、焦燥、「人間が生きている!」という切実感。(今にはないもの)「いい映画を見た」という充実した気持ちを感じました。

ふと気づいたのは、ずっと前に公開された「きらわれ松子の一生」という映画に、映画自体の雰囲気は真逆なのに、ストーリーの流れがほぼ「いっしょ」!!

以下ネタばれ

主人公が元教師で、男性関係で退職、水商売へ
もと教え子と出会い、恋愛関係に
最後は殺される(水辺)

でも、決定的に違うのは「人間が生きている!」という切実感。

いくら「きらわれ…」はコメディタッチのミュージカルとはいえ、この違いは取りも直さず、作者の人間愛の深さの違いなんだと感じざるを得ない。

後者はふまじめなんだよな~。 コメディって、逆に、そこんとこまじめであってほしい。チャップリンとか思うと。

それにしても、桃井かおりの、島へ向かう船の上での表情が忘れられない…。これから起こることを確信しながらも、男性の肩に腕をあずけるあの表情。そして「その瞬間」の時の様子も!名女優だなあ…
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