FC2ブログ

のえみんち。

イラストエッセイを毎日更新中! 字が見づらい時は、インスタグラム「noemi2011」へどうぞ!

馬鹿が戦車でやってくる



山田洋次だいすきな私。
寅さんを全作品見直そうと思ったけど、つい手が横滑りして、コレを借りました。

う~ん、痛快なコメディかと思いきや、排他的なムラ社会における、陰惨な悲劇の物語でありました。
シェイクスピアの三大悲劇を彷彿とさせる、がっちりしたストーリーではありましたが…。
いい時代のいい役者さんがた~くさん出ていて、それは楽しめましたが…。
いや~、落ち込んだ。しばらく立ち直れません。かなしすぎるでしょうよこの話は。救いゼロ。

それにしても、この映画、ちょっと前の日本のあたりまえの風景であっただろう田園風景が広がっていて、それはぐっとくるものがありました。私の両親の郷里は、昔はふつ~の村落だったけど、今や平均年齢70代と思われる限界集落であります(あ、でも小学校があったな、そういえば)。活気があるころは、あの家にこんな風に老若男女が住んでいて、ジヌシとコサクの上下関係があって、住人同士はこんな風にあいさつしあったり、集って噂話をしていたんだなあと思うと、感無量。戦車を前に右往左往している村人のなかに、祖父の顔をあてはめてみたりして。

日本が失ったもの、捨てずにまだ持っているもの、そんなものを気付かせてくれる映画でもありました。
スポンサーサイト



PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する
 

おおっ

私、このシリーズ好きよ~
(シリーズと言ってしまっていいのか)
「馬鹿まるだし」とかも学生時代にみて面白かったです。山田洋次監督はむしろ、寅さんより前の映画が好きかも…。(毒気むんむんなので)

ところで私がいた大学の映画研究部、私が入学するよりずっ~と昔の大学祭の上映会で、この「戦車でやってくる」をやったみたいなのよね。
何考えてたんだろうね。(笑)

みつせ | URL | 2012-02-21(Tue)23:53 [編集]


うわ~、さすが貴大学!あまたある映画からそれを選ぶ(笑)!

「馬鹿まるだし」「いいかげん馬鹿」「馬鹿が戦車でやってくる」が「馬鹿三部作」らしいね。ハナ肇、最高。前の2作品はまだ見てないけど、すぐに見たいと思ったよ。そっか、毒気むんむんなのね。若かったのね、山田洋次。

noemi | URL | 2012-02-26(Sun)21:05 [編集]