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のえみんち。

イラストエッセイを毎日更新中!

けものみち

「ゼロの焦点」のリメイクが公開されるそうですが、どうなんでしょう。
予告編だけ見ましたが、なぜに広末?声が軽いなあ…。
きっとがっかりする予感がするので見る予定なし。

「砂の器」とか「白い巨塔」とか、「用心棒」とかもそうですが、昔の名作の廉価版
をどうして大金かけて作りなおそうとするのか、よくわかりません。

でも「沈まぬ太陽」は(リメイクじゃないけど)期待大です!

…というわけで、昔の映画が見たくなり、「けものみち」を借りてみる。

原作 松本清張
監督 須川栄三
出演 池内順子 池辺良 
音楽 武満徹

あらすじ
昭和37年、料亭の仲居・民子と共謀して彼女の夫を殺した小滝。彼はその後、民子を政財界の黒幕の屋敷に送り込む……。松本清張の原作をドラマ化した作品。女の流転と政財界の暗部を衝撃的に描く。(ツタヤオンラインより)

kemonomichi.jpg

kemonomichi (2)

白黒だと、女優の美しさが際立つ。
イラストは夫殺しのシーンの池内淳子。
夜の黒と、手の白のコントラストが、とても美しかった。

政治の黒幕の憎々しさ、刑事が「完全に正義の人ではない」ところ、池辺良の正体、女同士の確執…。
皆、とてもおもしろかった。

松本清張の作品は、社会派推理小説ということで、あの時代だったからこそ重みのある話が多い。
戦争の傷跡深い昭和。人々の生活の苦しみと、政財界の暗部への怒り。
題材が時代にマッチしていたんですよね。

今、時代が変わり、また別の問題が山積みの日本での、清張作品をそのまんま作りなおす意味って?

まだ「ブラック会社…」の方が世相を反映していると思う。

映画は、その時代の大衆と「対話」するものであってほしい。
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noemi | URL | 2009-11-29(Sun)22:50 [編集]