命日は、命の日と書くのね

今日は(日付かわって、もう昨日か)、父の命日でした。
もう20年ほど前になりますか。

なにしろ、もういない人ほど強いものはありません。
悪いことは消えてしまって、良いことしか残らない。
いや、残ってるんだけど、良いことの方が年を経るごとに増大していく。

ずるいなあ。

思春期だったし、あっという間の別れだったし、
いまだに「父とは何だったんだろう」という疑念が
常に私のまつ毛の先にあって、うっとうしいったらない。

生活の視界に、つねに見え隠れするのです。

しかし、そんな思いで書いた詩が、評価されて詩の世界の門を開いてくれたことも、不思議なことです。

そんな詩。(10年前くらいに書きました。第13回 福岡市民文芸賞 大賞受賞)





静かな山


夕暮れに
山がいる
その大きな背中
悠然とただ山がいる
         
山は語る
言葉よりも明快に
なぐさめよりも深く
  
問おうと口を開くと山は
あおい輪郭となり
闇に消えていった


スポンサーサイト
プロフィール

のえみ

Author:のえみ
福岡在住のアート好きです。

地元の地下アート(音楽・美術・文学)を日々、探索中。

自分でも演奏したり描いたり書いたりします。

いままで、かじったアートたち。

≪美術≫
油絵などを、不定期でグループ展や個展で発表

九州造形教育学会会員


≪音楽≫
テナーサックス・バイオリン(少々)

≪文学≫

福岡文化連盟会員
福岡県詩人会会員

童話や脚本・詩などを書いたり書かなかったり。

書籍「生きる わたしたちの思い」に掲載(詩)。
メディア紹介記事→ほぼ日刊イトイ新聞(http://www.1101.com/editor/2008-09-02.html)

目次ページ作りました。(まだ途中ですが)
http://mutsunoemi.blog44.fc2.com/blog-entry-416.html

のえみへのメールはこちら
rosebud.mm@gmail.com

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
のえみんち。
フリーエリア
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード